2014年9月22日
WRO Japan/国際ロボット競技大会に岐阜県立東濃高など15チームを選抜
WRO Japanは21日、小中高校生の国際ロボット競技大会「WRO Japan決勝大会」を神奈川工科大学で開催した。
「WRO」は、世界中の子どもたちがロボットを製作し、プログラムによる自動制御技術を競うコンテスト。7月から8月にかけて全国34地区で予選が行われ、1200チーム、約3300人が参加した。その予選会で選抜されたチームによる「WRO Japan決勝大会」では、ロシア・ソチで11月に開催されるWRO国際大会への出場を目指し、111チームが自律型ロボットを使ったプログラミング技術を競い合った。
今大会はレギュラーカテゴリーとして、小中高校生が参加する「エキスパート競技」と、2013年に新設された「ベーシック競技」がある。また、ロボットを使った製作展示、発表を行う「オープンカテゴリー」とともに、今年新しく設立された大学生を対象とする「カレッジカテゴリー」があり、それらが並行して行われた。
「エキスパート競技」の高校生競技である「Space Station」は、競技場を宇宙の活動空間に見立て、大気圏の不動作パネル(レゴブロック)を動作状態(ラインに沿って向きを変える)にし、故障パネルを交換して、それを倉庫(グレーゾーン)に運び込むことをミッションとして行うもの。
審査の結果、WRO2014ソチ国際大会選抜チームに選ばれたのは、高校生部門で優勝したIK119(岐阜県立東濃高校)、中学生部門で優勝したサンダーバード5号(富山大学附属中、高岡市立南星中、富山市立城山中)、小学生部門で優勝した剱1号(富山市立堀川小、砺波市立砺波南部小、高岡市立木津小)など15チームに決まった。
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