2014年11月14日
文科省/高校での遠隔教育を一定条件のもと容認
文部科学省は10日、高校での遠隔教育の導入について、一定の条件を設けた上で認めることが適当だという見解を明らかにした。
現行の制度では、全日制・定時制の高校では通学による教育が前提にあり、遠隔教育は担当教員の指導のもとで行う場合を除いて、原則として認められていない。
文科省では、少子化や過疎化、ICT化などの社会状況の変化を受け、有識者らによる「高等学校における遠隔教育の在り方に関する検討会議」を設置し、高校での遠隔教育の方向性を検討してきた。
10日に行われた検討会議の中で報告書案を発表し、その中で同時双方向型を原則にする、高校卒業に必要な74単位のうち36単位を上限にするなど、一定の条件を設けた上で遠隔授業の実施を認めることが適当だという見解を示した。
文科省は、年内を目標に検討会議の報告書をとりまとめ、2015年度から実施する意向だ。
関連URL
最新ニュース
- すららネット、EDIX東京(23日~25日)で実践者が語るブース内セミナーを開催(2025年4月18日)
- 総務省統計局、「社会人のためのデータサイエンス入門」受講者の募集開始(2025年4月18日)
- ユーフォリア、静岡県掛川市の地域クラブを運営・設置する地域団体が「Sgrum」採用(2025年4月18日)
- 豊中市とメリル、生成AIを活用した子育て相談チャットボット構築等の協定を締結(2025年4月18日)
- ノーススター、子どものオンライン診療アプリ「キッズドクター」が北海道鹿部町と連携開始(2025年4月18日)
- ランドセルの中身、3割以上の小学生が「最大1kg以上持ち歩く」=土屋鞄製造所調べ=(2025年4月18日)
- 子どもに最も期待していることは「良い進学先」と「良い企業」 =ウィザス調べ=(2025年4月18日)
- TAO、国士舘大学が世界標準モデルの入試システム「TAO」を採用(2025年4月18日)
- ディー・エヌ・ケー、eスポーツ高等学院が今年度の超入学式を20日挙行(2025年4月18日)
- 静岡大学、「令和9年度入試」から革新的な総合型選抜「アチーバー人材入試」を実施(2025年4月18日)