2015年2月16日
組込みシステム技術協会/ETロボコン2015発表 テーマは「変化に対応する」
組込みシステム技術協会は13日、組込みシステム開発分野における、分析・設計モデリングと、若手および初級エンジニア向けにモノ作りの楽しさを経験する教育機会を提供することを目的とした、「ETロボコン2015」を開催すると発表した。参加チームは360以上(学生チームは約半数)になる見込み。
第14回となる今回のテーマは「変化に対応する」。大会の内容にも、いくつかの「変化」がある。
はじめに、2部門3クラスの名称の変更。デベロッパー部門の初心者を対象とした「プライマリークラス」と応用力が問われる「アドバンスクラス」はそのまま。製品・サービスを企画・開発するスキルを磨く機会を提供する「アーキテクト部門」を、より企画力を問う「イノベーター部門」へと名称変更する。
変化の2は、走行体の変更。昨年までのNXTに替わりEV3が採用され、公式サポートする開発環境も「C#」や「Java」が追加された。NXTについては、今回までは参加が可能。
変化3は、コースの難所。ダイナミックに変化し動く難所が登場する。設計課題として、これまで以上に高度なモデリングでの対応が求められるという。
変化の4は、「イノベーター部門」における審査方法。企画の内容や実現方法など昨年の基準に加え、新たにプレゼンテーション力の審査が強化される。
そのほか、技術教育においても「EV3への対応」や「実装言語にC++を使用」などの変更点がある。
ETロボコン2015は今後、11月19日~20日のチャンピオンシップ大会を目指し、2月~3月の実施説明会、技術教育、試走会などを経て、全国12地区の地区大会が実施されることになっている。
大会参加に必要なEV3走行体は、プライマリークラスが2輪の「EV3Way」、アドバンストクラスが3輪の「ETrikeV」の2機種。ともに、参加者向けの特別キットをアフレルが5万円(税別)から販売している。
・ETロボコン特別販売
ETロボコン実行委員会では、教育機会の創出を目指す大会支援のため、スポンサーの募集を行っている。
・スポンサー募集の案内
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)














