2015年9月24日
ウェルクス/保育者アンケート「保護者からの相談&対応事例集」をWebに公開
保育士や幼稚園教諭の人材紹介サービス「保育のお仕事」を展開する、ウェルクスは18日、読者を対象に行ったアンケートに基づいた独自のコンテンツ「保護者からの相談&対応事例集」をWebに公開した。
これは保育士を中心とした読者44人に、保護者から多く寄せられる相談内容やその対応方法を訊いたもので、核家族化や地域の交流機会の減少、家庭環境の多様化のなかで、保護者がどのような悩みを抱えているか、また保育者にとってどのような対応が必要とされているかが伺える内容となっている。
まずは日常の保育業務で、どれくらい保護者から相談を受ける機会があるか訊いたところ、「ほぼ毎日ある」と回答したのは25.0%、「週に何回かある」と回答したのは31.8%、「月に何回かある」が25.0%、「年に数回程度」「ほとんどない」と回答したのはそれぞれ9.1%と、多くの人が定期的に保護から何らかの相談を受けていることがわかった。
次に、保護者から寄せられる相談のうち最も頻繁な内容はどのようなものか訊いたところ、最も多かったのは「子どもの発育状況に関する悩み」で29.5%、次いで「子どもとの接し方に関する悩み(18.2%)」「子どもの問題行動(かんしゃく・噛みつき)に関する悩み(15.9%)」という結果だった。
保育者に、保護者からの相談を受ける際に気を付けているポイントを訊いたところ、「言っていることを否定しない。一度受け入れた上で、こちらの意見、考えを話すようにしている。 (40代/女性)」、「保護者の話をまず聞いてあげる。頑張っていますね!良いと思いますよと誉めたうえで提案をしてみる。 (40代/女性)」、「普段から、 些細な子どもの様子も伝えて信頼関係を構築することを心がけている。 (40代/女性)」、「自分の考えを押し付けない。 自分の判断ではなく、 園長や主任に相談した上で保護者に伝える。 (20代/女性)」など、適切な支援を行うためにさまざまな工夫を行っていることが伺えた。
アンケート調査概要
・実施期間:2015年8月21日~9月15日
・実施対象:保育士(79.5%)・幼稚園教諭(11.4%)・学生(2.3%)・主婦その他(6.8%)
・回答者数:44人(平均年齢:32.9歳)
・男女割合:女性/95.5%・男性/2.3%・無回答2.3%
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)