2015年10月5日
みんなのラズパイコンテスト2015/藤田ニコル登壇して受賞作品発表会
日経BP社が東京ビッグサイトで開催した「ITpro EXPO 2015」で2日、イメージキャラクターの「にこるん」こと藤田ニコルが登壇して「みんなのラズパイコンテスト2015」の受賞作品発表会が行われた。
イメージキャラクターに決まったとき「ラズパイ」をお菓子だと思っていたという藤田は、「最初は何で私が?って思ったけど、しっかり考えて選考しました。 難しそうだけど、やってみたい。きっと私ができれば、みなさんもできますよね」と笑顔を見せた。
「みんなのラズパイコンテスト」は、英国のラズベリーパイ財団(Raspberry Pi Foundation)が開発した安価で小型のコンピュータ「Raspberry Pi」(ラズパイ)を使った電子工作やアプリケーションのコンテストで、雑誌「日経Linux」と「日経ソフトウエア」が主催し、今年で2回目の開催となる。
下は10歳の小学生から上は68歳のシニアまで100件を超える応募があり、音楽や天体観測といった趣味の分野を題材にしたもの、日々の生活に役立つ工夫が満載のものなど、多岐にわたるアイデアや作品が集まった。
授賞式には「学生賞」、「アイデア賞」、「にこるん賞」、そして「グランプリ」受賞者が登壇。本年度のグランプリを獲得した大槻正樹さんは、「天体を静止画として長時間撮影できる装置」を作成。大槻さんは賞金10万円と賞状などを藤田から受け取り記念撮影に応じた。
授賞式後の囲み取材で藤田は、「みなさんの作品を見て、私も作ってみたい気持ちが芽生えました」と言うと、「毎日カラコンを付けるので、自動でコンタクトを入れてくる装置を作りたい。女の子の時短に役立つものがいいですね。それで、 次回応募したいと思います!」と意気込んだ。
受賞作は10月に発売予定の雑誌「日経Linux」と「日経ソフトウエア」にも掲載される予定だという。
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