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2015年10月29日
ソニー・グローバルエデュケーション/初等教育向けに「STEM101」を策定
ソニー・グローバルエデュケーションは27日、STEM(*1)教育科目を初等教育向けに再編成し、グローバルにサービスを展開するための新しいカリキュラム「STEM101」を策定したと発表した。
欧米で「101」が入門編を示す通りSTEM101は中等教育以降の本格的なSTEM科目の学習に入る前段階での基礎的な思考力育成を目指して構築されている。新たな学びの形式で子供の知的好奇心を早期から刺激し、各種プログラムによる様々な体験を通じて、生活や社会について学べるカリキュラムとなっている。
TEM101はThink(思考力)、Make(創造力)、Feel(探究力)の三つのプログラムで構成され、既存の学習科目を再編成した無学年式であることが特長。
また、ソニー・グローバルエデュケーションは、STEM101をオープンな「ソーシャルカリキュラム」として、世界中の教育関連のパートナーの参画を得て、協調して多くの知見を組み込みながら<進化する新たな教育要綱>と位置付けている。
それぞれのプログラムは、社会、環境、技術の変化に対して柔軟に対応するように随時更新する。そして、日本のみならず各国政府や教育事業者との連携によりグローバルレベルでより多くの地域に普及させていくことを目標としている。
これからの社会では、知識の習得だけでなく、知識を活用して問題を解決する能力が求められ、思考力や判断力、表現力をより重視した人材育成が教育現場でも重要となっている。
STEMは、これらの能力を育成する中核の教育課程であり、ソニー・グローバルエデュケーションは、情報を察知し論拠を挙げながら種々の課題を解決する、21世紀型スキルを有するSTEM人材育成にSTEM101が寄与するよう積極的に活動をしていくという。
(*1):STEM とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の略。
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