2025年4月23日
TENHO、DXハイスクール採択校の北海道函館工業高校で「探求学習」授業を実施
TENHOは22日、北海道函館工業高校の1年生を対象に、2月13・14日にオンラインで、3月17・18日に対面で、それぞれ探求学習を取り入れた授業を実施したと発表した。
今回の授業は、文部科学省「DXハイスクール」採択校の教育強化の一環として実施するもので、生成AIを活用した探究学習を通じて、生徒の論路的思考力や問題解決能力の育成を目指した。
全体を通じた同授業のゴールは、「質の高い探究学習で創造的な思考力を身につける」ことで、生成AIの理解と活用を通して、生徒一人ひとりが自分の課題を発見して、自ら解決策を考え、アウトプットに落とし込むまでのプロセスを体験した。
授業には、同校の電気情報工学科、建築科、電子機械科、環境土木科、工業化学科の5つの学科に所属する1年生が参加。各科それぞれ全4回で構成され、第1回・第2回はオンライン、第3回・第4回は対面形式で実施した。
同校では今後、教職員向けの生成AI研修も実施予定で、同社は生徒だけでなく、教職員にもAIリテラシーを広げ、授業設計や校務での活用を推進することで、学校全体でのDX化を支援していく。
【授業の概要】
■「第1回・第2回オンライン授業」(2月13・14日)
実施形式:オンライン
テーマ:
・「生成AIの基礎とChatGPTハンズオン学習」
・「生成AIを活用したレポート作成」
主な内容:
・生成AIの基本的な仕組みに関するレクチャー
・ChatGPTを操作しながら、プロンプトのテクニックを実践
・探究学習におけるレポート作成へのAI活用を体験
■「第3回・第4回対面授業」(3月17・18日)
実施形式:対面
テーマ:
・「生成AIを用いて自身の苦手教科を特定する」
・「生成AIを使って苦手教科を克服する」
主な内容:
・AIとの対話を通じた苦手分野の自己分析
・苦手克服のための学習方法を生成AIと共に設計
・AIを活用した自律的な学習姿勢の育成
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