2016年10月13日
静岡市・静岡大・LINEが「しずおかSNSマナーアップ共同研究プロジェクト」
LINEは12日、静岡市教育委員会、静岡大学とともに、「しずおかSNSマナーアップ共同研究プロジェクト」を立ち上げると発表した。企業による講習を受けた教育学部生を学校に派遣する、産学官共同での小・中学生向け情報リテラシー・情報モラル教育は、全国初の取り組みになるという。
同プロジェクトは、三者連携のもと、児童・生徒のインターネットの適正な利用に向けた効果的な指導法や教材などの研究および開発に取り組み、学校における情報リテラシーや情報モラルに関する教育の充実を図ることが目的。
具体的な取り組み内容としては、従来、学校の教員によって指導されていた情報リテラシー・情報モラル教育を、静岡大学教育学部の学生が行う。学生は、大学で学んでいる指導法に加えて、LINEが全国で行っている児童・生徒のインターネットの適正利用に向けた啓発活動を通じて得た知見や経験をもとにした指導者講習プログラムを受講し、派遣要請を受けた静岡市立の小・中学校で授業を行う。授業ではLINEと静岡大学が共同開発した教材なども活用し、児童・生徒が主体的に考える授業を展開する。
静岡大学では、将来教員を目指す学生が現場で情報リテラシーや情報モラルに関する授業を行う機会を得ることができ、小・中学生の実態に触れるなかで指導法のより深い研究ができるとしている。
期間は10月12日~来年3月31日までを予定 (延長することもある)。
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