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2017年2月23日
京大×niconico、くずし字で書かれた地震古文書の翻刻プロジェクト
ドワンゴは、同社が運営する動画サービス「niconico」で、京都大学古地震研究会との共同企画として、くずし字で書かれた地震古文書をデータ化する「京大×niconico【みんなで翻刻してみた】プロジェクト」を3月1日から開始する。
同プロジェクトは、京都大学古地震研究会とニコニコユーザーが協力して、くずし字で記録された数多くの古い地震史料を、より多く翻刻しようという企画。
翻刻とは古文書に書かれたくずし字を楷書に変換することで、初心者でも同研究会が開発したアプリ「みんなで翻刻」を使えば翻刻することが可能という。地震史料の翻刻を行うことで、まだ発見されていない過去の災害やその被害状況を知り、データを地震防災や減災に役立て、さらには地震年表や地震発生分布地図の作成を目指したいとしている。
プロジェクト第1弾として、「京大×niconico【みんなで翻刻してみた】~地震の歴史を発掘せよ~」を、3月1日21:00からニコニコ生放送で放送する。番組では、研究会のメンバーによる「地震史料とは何か」「くずし字とはどういうものか」「翻刻の基礎とは何か」などの解説を行い、アプリを使いながら実際にニコニコユーザーと地震史料の翻刻に挑む。
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