2017年2月7日
RISUが検証、“九九でつまずくと学習が止まる”は誤解
RISU Japanは7日、算数を学習する過程で「九九でつまずくと学習が止まる」というよくある考え方の検証を行い、データが語る内容は大きく異なることがわかったと発表した。
同社は、RISUタブレット上に蓄積された300万件以上の学習レコードを解析した結果、九九でつまずくことはあるが、それが原因で学習が止まることはめったにないこと、さらに、つまずいて学習が止まるのは桁数の繰り上がり・繰り下がりであることが明らかになったという。
九九は丸暗記すれば見かけの100点はとれるが、そこには理解すべき桁の考え方が隠れており、桁の概念を理解しないまま丸暗記で九九を乗り切ると、次単元での桁の繰り上がり・繰り下がりや複雑な計算についていけないことに。スピードより、桁数の理解を伴った九九の理解が必要だという。
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