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2017年7月10日
オリィ研究所、分身ロボット「OriHime」新バージョンをリリース
オリィ研究所は7日、新しいバージョンの分身ロボット「OriHime」をリリースした。
分身ロボット「OriHime」はテレワークや遠隔教育でのコミュニケーションツールとして使われているが、パソコンにUSBで接続する必要があったため、用途によっては「持ち運びにくい」「毎回パソコンを起動するのが大変」という要望があった。
そこで、新バージョンの「OriHime」ではこれまでユーザーがパソコンで行っていた処理を内蔵し、単体での利用を可能とした。インターネット環境を用意し初回のセットアップさえすれば、あとは電源につなぐだけで自動で起動しセッティングが完了する。
初回セットアップが簡単になり、iPhone等の専用アプリからBluetooth経由で行うことができるようになった。また、モバイルバッテリーにつなぐことで、手軽に、遠隔操作モードのまま持ち運ぶことができる。
ベータ版を使ったユーザーの企業や個人からは、「コンセントに繋ぐだけなのでセットアップがとても楽になった」「オフィス内の移動やちょっとしたものを見てもらうのに使える」「生徒たちを社会科見学に連れていける」など好評だったという。
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