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2018年1月17日
KidsDiary、政府の実証調査に参画し都内保育園などでIT活用検証
KidsDiaryは16日、保育士の負担軽減を狙った政府の実証調査事業に参画し、東京と沖縄の保育園4カ所でITを活用した環境整備の検証に取り組むと発表した。
この実証調査は、NEDOによる委託調査事業として、経済産業省と厚生労働省、内閣府、総務省が関係自治体と連携して進めるもの。同社は、IoT開発技術を活かし、待機児童問題の一因である保育士不足の解消に貢献するという。
KidsDiaryは、今年1月から東京都内の墨田区と江東区、沖縄県浦添市と豊見城市内にある複数保育所を担当。保育施設内や区・市役所との間を結んで導入したIT技術の効果を検証して、3月をメドとする報告書作りに協力する。
保育士不足の大きな原因は「苛酷な労働環境」だといわれており、今回の検証作業は、日常業務に追われる中で、児童の健康管理にITを活用して負担の軽減を図るのがポイント。
さらに、関係自治体への「煩雑な書類作成」も、自治体とのデータのやりとりを整理し、共通する標準仕様を構築することで、事務効率化を目指すという。
また、調査の過程で浮上した保育現場での最新のニーズや、政府事業に参画することで実現したシステム構築や機能拡充を、「キッズ・ダイアリー」利用者により手軽で便利なアプリとして提供することもできるという。
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