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2018年10月17日

標高3000メートルのスイス山脈、ドローンで崖を丸ごと3Dスキャン

ドローンネットは16日、標高3000メートルのスイスの山脈で、ドローンを使って崖を丸ごと3Dスキャンすることに成功したと発表した。

d28886-36-407959-0今年6月に同社の撮影チーム2人が、主にスイスのマッターホルンを中心としたペンニネアルプス山脈の空撮・3Dスキャンに臨み、撮影に成功した。

d28886-36-889617-6標高3000メートル以上、気温5度のゴルナーグラートで、ドローンに高地用プロペラを付けて撮影。あいにくの雨に見舞われ、撮影困難な状況が4日間ほど続いたが、一瞬の晴れ間にフライトさせ、雲の中から幻想的に顔を覗かせるアイガーを撮影したという。

最終日には天気にも恵まれ、快晴のフィルストでは、巨大な崖を丸ごと3Dスキャンすることにも成功。卓越したドローン飛行テクニックと、天候や陽射しなどの撮影条件に臨機応変に対応できる知識なしでは、限られた時間の中でこのような動画を撮ることはかなり難しいという。

今回の空撮と3Dスキャンは、体験型SHOP&SCHOOLを展開する「ドローン ザ ワールド」のプロジェクトの一環。同社は、今後も、世界の有名な山々や素晴らしい地形をドローンでスキャン攻略していく予定だという。

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