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2018年10月29日
グロービス経営大学院、卒業生などのベンチャー企業に最大1億円の出資
グロービス経営大学院は、在校生または卒業生が起業したベンチャー企業に、1社あたり最大1億円を出資する投資プログラム「GLOBIS Alumni Growth Investment」(通称:G-Growth)を、26日から開始した。
同大学院のMBAプログラムの累計卒業生は、前身のプログラムを合わせ、3800人以上。近年、在校生や卒業生が起業したベンチャー企業が、投資家から出資を得て成長を加速させている事例が増えており、そうした動きを後押しするために、今回の投資プログラム「G-Growth」を始めることにした。
「G-Growth」の投資対象は、同大学院のMBAプログラムの在校生と卒業生および前身のグロービス・オリジナルMBAプログラムGDBAの卒業生が起業し、高い成長性が期待できるベンチャー企業。
投資に際しては、累計1億円以上の調達実績を有していることが条件で、他の投資家と同時期・同条件で投資を行う。
投資ステージは、売上が伸び、規模化に向けた資金を必要とする段階を想定している。株式への出資を基本とし、1案件あたり1000万~1億円を投資する。
「G-Growth」投資案件の第1弾は、同大学院2015年卒業生が立ち上げた「BizteX」社で、2000万円を出資する。
同社は、国内初のクラウドRPA「BizteX cobit」を提供し、テクノロジーの力で人間をルーティンワークから解放し、創造的な業務に集中できるようにすることで、生産性と創造性の向上や新しいワークスタイルの創造に貢献。
2018年6月に経産省のスタートアップ育成支援プログラム「J-Startup企業」に選ばれ、10月には日本デザイン振興会の「2018年度グッドデザイン賞」をRPAツールとして初めて受賞した。
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