2018年11月12日
ロイロ、横須賀高校での「公開授業と課題研究発表」を公開
ロイロは、神奈川県立横須賀高等学校で10月2日に実施された「教科学習と課題研究が生み出す『知の循環』」と題した公開授業と、生徒による課題研究の成果発表の様子を、9日に公開した。
同校は、文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)、理数教育推進校として認定されており、2016年10月からロイロと課題解決型学習(PBL)の共同研究を進めている。
当日の公開授業では、数学科(数学Ⅰ)や理科(物理基礎)で、生徒が各々のスマートフォンやタブレット端末で「ロイロノート・スクール」を自在に操作。
授業では、前時の復習や問題・ヒントの提示、発表やノート(プリント)提出に至るまで、あらゆる場面でロイロノート・スクールを活用した。
他方で、生徒の様子や学習場面に応じて、プリントやノートでの作業も指示されており、生徒がもっとも思考し、表現しやすい方法が使い分けられている点が印象的だったという。
同校では、生徒の課題発見能力・課題解決能力を高める授業科目として「Principia」と呼ばれる課題研究の授業が設置されており、今回は、「3次元ハザードマップの作成」や「感染症予防に有効な手洗い」「ビスマス(Bi)の人工結晶」の3つの研究の成果を発表した。
発表者らは、研究の記録や発表のツールとして、ロイロノート・スクールを重宝。他者との意見共有や情報交換などが容易に行えることや様々な資料を画像として取り込めることから、より研究を深め、より良い発表に繋がるという。
また、研究発表後の研究協議会では、各授業のテーブルごとにシンキングツール版ロイロノート・スクールを使って、「教科が担える力と学びに向かう姿勢との関連性」について考えを共有した。
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