2018年11月12日
白金のSTEMインターナショナルスクールで歓声!「STEM Fair 2018」
STEM*1インターナショナルスクールを運営するバイリンガグループは、10日11日の2日間、東京白金台のローラスインターナショナルスクールオブサイエンス白金台校で、年に1度の「STEM Fair 2018」を開催した。会場は、幼稚園から小学生の子どもとその保護者で盛況、両日合わせて1200名が来場した。
フェアーでは、ロボット、ドローン、宇宙、生物&地質学、化学技術、情報技術、化学&物理、音楽&芸術といったセクションごとのSTEMに関わるワークショップやショーと、初等部生の研究プロジェクトの展示発表が行われた。
ドローンセクションでは、タブレットを使ったプログラミングで、ドローンを思い通りに動かすワークショップが行われ、参加した小学3年生は「難しかったけど、先生のアドバイスを聞いて工夫して、うまくいきました」と笑顔でガッツポーズを見せていた。
生物&地質学のセクションでは、豚の心臓を解剖し大動脈を探すアクティビティに多くの小学生が集まった。英語による講師の説明を聞きながら、参加者は実際に解剖をすることで心臓の構造について理解を深めていた。ローラスインターナショナルスクールオブサイエンスでは、初等部2年生が授業で解剖を行い、血液循環の仕組みを学んでいるという。
化学技術・情報技術セクションでは、ロボットプログラミングのワークショップや、VR体験、手書きのイラストをロボットアームでコピーするデモンストレーションなどが行われ、子ども達が夢中になって体験している様子が見られた。
化学&物理セクションでは、膨らんだ風船などの物質を液体窒素で-200度に冷却するショーや、パンデグラフ静電気発生装置を使って髪の毛を逆立てるショーが行われ満員の会場は歓声につつまれた。
初等部生プロジェクトは、1年生から3年生の研究成果が展示され、プレゼンテーションが行われた。1年生は、噴火、クイックサンド(流砂現象)といった異常気象をテーマにした研究を展示。教師や保護者のアドバイスはあるが、子どもが考えて自分で作り上げたという展示は、いずれも完成度の高いものばかりであった。
「STEM Fair 2018」の各セクションでは子ども達が主体的に学んでいる様子が印象的であった。STEM教育に対する保護者の関心の高さもうかがえた。
*1:STEM=Science(科学), Technology(技術), Engineering(工学)and Mathematics(数学)。
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