2018年12月6日
奈良大、Cognitive Servicesで全国約210体の仏像の表情など分析
日本マイクロソフトは5日、奈良大学が同社の学習済みAIであるCognitive Servicesを活用して、全国の約210体の仏像について推定年齢や表情などを分析し、その調査結果を公表したと明らかにした。
その結果、測定できた仏像の平均年齢は38歳で、西大寺の叡尊上人像の83.5歳が最高年齢となった。また、興福寺の阿修羅像は、正面からの写真を使って測定したところ、推定23歳となった。
また、仏像の感情測定ではCognitive ServicesのFace APIを使って、怒り、恐怖、喜び、中立、悲しみなど8つの表情を数値化し、傾向を分析した。それによると、飛鳥時代の仏像の表情は「喜び」の数値が高く、奈良および鎌倉時代では「怒り」が高い傾向となった。
今回の研究に関連して、自分の写真をアップロードすると、近い表情の仏像が表示される特設サイト「Buddience~仏像の顔貌を科学する~」を公開している。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













