2019年5月15日
ラック、益田市教委と「情報リテラシー啓発・教育支援」を6月開始
ラックは14日、島根県の益田市教育委員会との相互協力のもと、小・中学生を対象とした情報リテラシー啓発・教育支援を6月から開始すると発表した。
この取り組みは、益田市と周辺地域の津和野町、吉賀町などの地域における安心安全なICT利用環境の整備と、次代ICT活用人材の育成を目的にしたもの。
同社の研究開発部門「サイバー・グリッド・ジャパン」では、情報リテラシー啓発のための羅針盤(コンパス)の発刊を含め、日本各地で情報セキュリティに関する啓発活動を実施。
益田市を中心とした広域連携では、2015年度から情報モラル・セキュリティ、キャリア教育などの視点で、子どもたちを含め、保護者や高齢者、教育関係者など地域のあらゆる世代、立場の人にICT利活用のための巡回講座を実施してきた。
6月から開始する啓発・教育の取り組みでは、まず、益田市・津和野町・吉賀町の小・中学校のうち、約5割に当たる15校から情報リテラシー啓発講座を巡回実施する。現在学校が抱える課題や受講する児童・生徒が主体的に考える個別オーダー型の講座を開く。
2つ目は、ノミネーションされた小・中学生約10人を対象としたICT活用セミナーの実施。動画制作のワークショップを通して、情報技術者の直接指導と正しく情報技術に向き合う機会を提供し、ICTを利活用する上でのルールやマナーを学ぶ。
3つ目は、ICT志向を持つ小・中学生へのアドバイス環境「チューター制度」のトライアル実施。
ICTに興味・志向を持ちこれらの技術習得をする子どもたちを「トレーニー」と称し、情報技術を習得する上で日常的に相談できる技術者「チューター」と相談できる場所をクラウド上に設け、将来ビジネス上で要求される職業倫理感をそなえた正しい技術の習得と将来の職業選択の一助となるよう支援する。
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