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2019年6月6日

パナソニック、学生と共創による新規アイデア創出プロジェクト開始

パナソニックは5日、Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン(綱島SST)において、スマートタウンで保有するセンシングデータとAIに関心のある首都圏中心の大学生の発想力、AI技術を掛け合わせた「AI人材教育・SSTデータ活用アイデア創出プロジェクト」を開始すると発表した。

パナソニックは、自社の遊休地を再開発したサイティナブル・スマートタウンを通じ、住民、事業者、行政、自治体、大学との共創による新規事業の創出活動を進めている。同プロジェクトでは、今年4月に募集したAI分野に関心のある学生20名に対し、AIプログラムを開発するために必要な知識や技術を、STANDARD社開発の研修プログラムを通じて提供する。

その上で、6月からの約4カ月間で、学生たちが藤沢SST、綱島SSTで蓄積したタウンデータなどを使い、従来の枠組みにとらわれない発想でアイデアを創出し、自らの力でプログラムを開発しながら、スマートタウンの住民向けのAIを活用したサービスとして具体化を目指していく。

同社は今後、プロジェクトを通じて得られたアイデアをまちづくりやサービスづくりに生かし、スマートタウンの利便性向上につなげていきたいとしている。

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