2019年8月6日
文科省、デジタル教科書の無償貸与による効果検証の参加校募集中
文部科学省は、デジタル教科書の無償貸与による効果検証への参加校の募集を8月6日~27日まで行う。
学校教育法等の一部を改正する法律等が2019年4月1日に施行され、一定の条件のもとで、学習者用デジタル教科書を紙の教科書に代えて使用できるようになった。
文部科学省初等中等教育局教科書課では、今年度、学習者用デジタル教科書の効果・影響等を把握・検証するため、「デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業」を実施する。
その一環として、教育課程の全部において紙の教科書に代えて学習者用デジタル教科書を使用できる、視覚障害や発達障害等の障害、日本語が通じない等の事由がある児童生徒に、教科書発行者から協力を得て、一定期間無償で学習者用デジタル教科書を貸与し、学習者用デジタル教科書の効果検証を実施するという。
今年度使用教科書として採択している教科書と同じ発行者の学習者用デジタル教科書または教科書に準拠したデジタル教材(副教材)について、試行的に導入してもらい、学習上の困難の低減の効果について検証に協力してもらうことを想定しているという。
応募Webサイトから市区町村の教育委員会または学校単位で申込みが可能。申込期間は8月6日~27日まで。
問い合わせ先
エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ 教育ICT推進部
Email:digital@nttls.co.jp
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