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2019年9月26日

APU×グルーヴノーツ、入学者選抜の高度化目的に教育現場でAI活用を開始

立命館アジア太平洋大学(APU)とグルーヴノーツは25日、入学者選抜の高度化を目的として、多様な学生の個性をAIで可視化する「教育現場でのAI活用プロジェクト」を発足したことを発表した。


プロジェクトの第1弾では、グルーヴノーツのクラウドサービス「MAGELLAN BLOCKS」の深層学習を活用して、外国人留学生がAPU受験時に提出するエッセイシートを対象データに、超高次元の空間上で文章表現の特徴を導き出す「文章のベクトル化」に取り組む。

自由記述のエッセイでは、その評価基準は採点者に依存し、主観的評価が点数に影響を与える可能性があったが、深層学習を活用してエッセイのさまざまな特徴や傾向を抽出して定量化・可視化することで、客観的な事実を把握できるようになるという。

AIの分析で見えた客観情報を、人間の手による評価に組み合わせて活用することで、留学生の個性や可能性が発見されやすくなることが期待される。また、留学生をより細かく多角的に評価することで、それぞれの能力・力量に合わせたきめ細かい学生支援につなげていくことも想定している。

同学では2019年内にテスト分析を実施し、2020年度に本格稼動を予定している。

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