- トップ
- 企業・教材・サービス
- 「スマイルゼミ 小学生コース」新学習指導要領への完全対応と全国学力診断テスト新設
2019年11月21日
「スマイルゼミ 小学生コース」新学習指導要領への完全対応と全国学力診断テスト新設
ジャストシステムは20日、クラウド型通信教育「スマイルゼミ 小学生コース」を新学習指導要領へ完全対応させ、全国学力診断テストを新設するなど強化し、2020年春より提供すると発表した。
主な強化ポイントは「全国学力診断テストの新設」「英語教科化への対応と『話す』力を伸ばす講座の強化」「教材の全面リニューアル」「発展クラスの強化」の4点。
「全国学力診断テストの新設」では、全学年の会員向けに全国学力診断テストを年に3回、春夏冬の長期休暇に実施する。初回は2020年3月(新1年生は除く)で、会費範囲で受験が可能。専用のタブレットを使って自宅でオンライン受験すると、即座に自動採点され単元ごとに受講者の理解度に合った復習問題や応用問題が配信される。保護者には詳細な診断結果も提供される。
「英語教科化への対応と「話す」力を伸ばす講座の強化」では、移行措置期間から英語教材を先行配信していたが、2020年4月からは、5、6年生の教科化で採択された全7教科書へ対応。また、「読む・聞く・話す・書く」の4技能対応を強化し、中でも「話す」講座の充実を図った。教科書で扱うフレーズは、タブレットに表示されるキャラクターと会話形式でレッスンし、受講者の返答した音声が自動判定される。
「教材の全面リニューアル」では、国語、算数、理科、社会の各教科も新学習指導要領にそった新教科書に対応するためにカリキュラムを見直し全面リニューアルを行う。
「スマイルゼミ 小学生コース」には「標準クラス」の他に、「発展クラス」があり、新学習指導要領の「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力の育成」にそった強化が行われている。「発展クラスの強化」では、教科書範囲だけでなく教科横断的に考え解く問題や、初見の長文を確実に読み解く文章読解力、難問であっても答えを導き出す論理的思考力や問題解決力を鍛える問題を配信する。難問には、ヒントとなる「チェックポイント式とき方動画」が搭載されているが、再生途中で受講者には理解を確認するための質問が出題され、正答すると続きを再生できるなど、確実な理解と自力解決を支援する工夫が施されている。
ジャストシステムの寺尾シニアエキスパートは、「『スマイルゼミ 小学生コース』はタブレットのみで学べる通信教育としての長い歴史があり、子どもが集中できる学習導線や夢中になれる仕組みのノウハウがある。タブレットならではの良さで子どもの集中力を高める一方で、タブレットでも紙と同じように『丁寧に書く』『書いて覚える』ことを大切にしている。会員には漢字検定を受けてもらえる期間があるのだが、その合格率が一般と比較して非常に高いことからもそれがわかると思う。2020年春の強化は、高校入試の大幅な制度改革も見据えており、小学生のうちからの基礎力向上を支援する狙いがある」と語った。
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)