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2020年2月18日
日経電子版、20代や女性の読者が増え有料会員が70万人を突破
日本経済新聞社は17日、同社の「日本経済新聞 電子版」(「日経電子版」)の有料会員数が70万人を超えたと発表した。
「日経電子版」は、2010年3月に創刊し、まもなく10年。当初は30~50代のビジネスパーソンを中心に有料会員を増やしてきたが、近年は20代を中心とする若年層の読者が増え、成長をけん引しているという。
2019年に有料会員になった20代は10万5000人超と5年前の3.7倍。世代別でも新規有料会員で最多の36%を占めた。
仕事や就活のため、有料登録する新社会人や学生が増えており、女性の新規有料会員も7万3000人超と5年前の3.7倍。
iPhoneなどのアプリ内で手軽に購読料を払えるようにし、利便性を向上。昨年10月にはPCトップ画面のデザインを刷新し、操作性や、写真などの表現の自由度を高めた。無料会員を合わせた総会員数は470万人を超えた。
コンテンツ面では、ネット上の情報を分析して報道に生かす「データジャーナリズム」や、ニュースの要点を多彩な表現で示す「ビジュアルデータ」など、デジタル時代の手法を駆使し、価値ある情報を分かりやすく伝える努力を続けている。
また、今月下旬には、「経済・金融」や「ビジネス」など注目記事を分野ごとにまとめるセクションページを強化する。
3月下旬には、新セクション「マネーのまなび」を開設。日経ヴェリタスや日経BPの月刊誌「日経マネー」などマネー関連コンテンツを集約。コミュニティやイベントも交えながら、家計から投資までおカネにまつわる幅広い、正確な知識が得られる場を目指す。
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