2020年4月1日
仙台育英学園、米国留学前のVRシミュレーショントレーニングを正式に導入
米イマース社は3月31日、仙台育英学園高等学校(宮城県)の外国語コースで、ハワイ短期留学の事前シミュレーションとしてハワイVR留学プログラムが今夏から正式導入されることを発表した。
同プログラムでは、「空港」「海外レストランやカフェ」「ホームステイ先における自己紹介」など、留学先で発生する英語でのコミュニケーションをVR上で作り出し、アメリカ人講師とシチュエーション英会話をすることで、生徒が留学に限りなく近い感覚を持ちながら留学の一部をバーチャルシーン上で事前に行うことができる。これにより、生徒自身の課題を事前に把握させ、短期留学における文化理解や語学学習をより効果的に行うことを目指している。
同校では、昨年10月からイマース社が提供するVR英会話の試験使用を開始し、生徒の満足度や学習効果を測定した結果、このたびVR留学プログラムとして正式導入することに決定した。同校はまた、新型コロナウイルスによる海外での教育活動の中止・延期への対策としても期待しているという。
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