2020年4月2日
IT人材採用担当者「約82%がIT人材不足を実感」と回答 =AtCoder調べ=
AtCoderは、企業のIT人材の採用に関わる300名を対象に「IT人材採用に関する調査を実施した。
それによると、IT人材採用担当者の約82%がIT人材不足を感じていて、約63%が理想とするIT人材を採用できていないと回答。またIT人材採用担当者の約60%がプログラミングの業務経験がなく、IT人材採用担当者の44%はプログラミングの知識・経験が全くないと回答。
その原因として約50%が求職者のスキルを把握する定量的・客観的な基準がないことを採用判断が難しい原因と回答し、採用担当者の79%が、IT人材の採用フローの見直しが必要と回答している。
本調査からは60%以上の採用担当者が望むIT人材を採用できていないとIT採用の難しさに加え、採用者側もプログラミングスキルを客観的に判断する基準がなく困惑している現状が判明した。
一方で、プログラミング関連の業務実績や資格の有無を重視したり、プログラミングテストを課す企業は、理想とするIT人材を確保し、IT人材のミスマッチを回避していることもわかった。
日本における高度IT人材不足解消のために、採用者側にプログラム知識・経験と求職者・採用者双方が共通理解できる客観的な基準が、いま日本に求められているという。
AtCoderは求職者のプログラミングスキルが向上するようなサービスや、スキルを明確にする検定のサービスを通して、IT人材ミスマッチ問題の解消ならびに高度IT人材の活躍機会の創出を図っていくという。
この調査は、IT人材採用を行っている企業で、業務でIT人材採用に関わっている300人を対象に3月5日から9日かけてインターネットで実施した。
関連URL
最新ニュース
- プログラミング学習 8割が「興味あり」も「難しそう」が最大の学習障壁に =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年12月12日)
- プログラミング言語別提示年収ランキング、2年連続Goが1位に =paiza調べ=(2024年12月12日)
- インヴェンティット、デバイス管理ツール「mobiconnect」が藤枝市役所で採用(2024年12月12日)
- 週休3日制で20代正社員が取り組みたいこと1位は「スキルアップや資格取得の勉強」=ジェイック調べ=(2024年12月12日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2024」で中1部門の優勝者に「SUKEN Award」を贈呈(2024年12月12日)
- デジタル人財の育成を目指す「AKKODiS高等学院」、2025年4月に開校(2024年12月12日)
- メディアナビ、AI文書チャット「LightPDF」がハリウッド美容専門学校に導入(2024年12月12日)
- Ubdobe、「遊びながら介護を学ぶボードゲーム」が千葉県内の中学で活用開始(2024年12月12日)
- 群馬大学 食健康科学教育研究センター、生物統計解析の手法を学ぶオンライン講座(2024年12月12日)
- 神戸大学とフューチャー、AIを活用した医療面接トレーニングアプリの開発を推進(2024年12月12日)