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2020年6月22日
AtCoder、第3回アルゴリズム実技検定(PAST)結果発表
AtCoderは、5月23日〜6月6日に実施した、第3回「アルゴリズム実技検定」試験の結果を発表した。
同検定の受験者数は5087人で、最も多かったランクは初級の28.3%。第3回試験の受験資格を無償提供したことにより、第2回試験に比べ受験者数が10倍以上に増加し、幅広い層が受験。
受験者の性別と年齢は、95.3%が男性。また10~20代の受験者が81.9%を占めた。職業別にみると、最も多いのは会社員(技術系)の31.9%。小学校以上の学生は合計で57.5%、パート・アルバイトを含む有職者は合計で39.7%。
業務でのプログラミングへの関わり方についてたずねると、技術系有職者のプログラミング関連業務は「自分でコードを書く」が85.3%、「自分でアルゴリズムを考える」が68.3%。また、プロジェクトマネージメント、コンサルティングを行う人も受験しているという。
受験理由については、80.6%が「プログラミングスキルを高めるため」と回答。25%が「周囲の人が受けていたため」と回答しており、学生・社会人の中で一定の認知が広がっていることが伺える。
また24.7%が「就職・転職活動に活用するため」に受験したと回答しており、プログラミングスキルの証明に同検定が活用されつつある状況が見られたという。
難易度と受けた感想については、72.1%が「難しかった/どちらかというと難しかった」と回答する一方で、94.7%が「楽しかった/どちらかというと楽しかった」と回答。
学生受験者の就職意識は、同検定を受験した学生の76.3%がプログラミング関連の職種を志望。希望する業務内容は「自分でコードを書く(96.7%)」、「自分でアルゴリズムを考える(85.6%)」が多い結果となった。
第4回アルゴリズム実技検定は2020年秋を予定している。
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