2020年6月25日
つくば市のGIGAスクール構想にモバイルルーター「ZEUS WiFi」500台提供
Human Investmentは24日、茨城県つくば市が目指すGIGAスクール構想の協力企業に採択されたことを受け、同市の公立小中学校に通う、インターネット環境がない児童・生徒に、同社のモバイルルーター「ZEUS WiFi」を500台提供すると発表した。
GIGAスクール構想は、文科省が推進する、義務教育の現場でITを活用する取り組み。義務教育を受ける児童生徒に対し1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などの整備を目指している。
また、今回の本格導入に先立ち、同市「みどりの学園義務教育学校」の9年生(中学3年生)全51人に試験的に「ZEUS WiFi」を配布。実証実験として、5月22日にオンライン教育の公開授業を実施した。
同市が運用するオンライン授業は、生徒1人につきタブレット1台の貸与に加え、自宅での通信環境がない生徒に対しては「ZEUS WiFi」を貸し出すことで、登校しても在宅でも同じ授業を受けることができるというもの。
この日の公開授業では、実際に教室でもWiFiの使用テストを実施。生徒たちは、オンライン授業のシステムを学んだあと、顔写真を撮影し「元気です」などと健康状態を報告。その後数学の授業では、角度を求める問題などに取り組んだ。
今後は、他の学校にもパソコンを貸し出して生徒一人ひとりの学習履歴がとれるようにシステムを改良。教育評価にも利用するなどGIGAスクール構想を推し進めていく。
「ZEUS WiFi」も、児童生徒一人ひとりに最適化した学習ができるよう、通信面から学習をサポートしていく。
関連URL
最新ニュース
- ベネッセ、ミライシード「オクリンクプラスPOWER UPDATE」ウェブセミナー5月8日開催(2025年4月17日)
- すららネット、板橋区教委が「すららドリル」小中学校75校、約3万3000名が利用開始(2025年4月17日)
- サクシード、生活困窮家庭の子どもの学習・生活支援事業を三重県から受託(2025年4月17日)
- コニカミノルタジャパン、東京都「都立学校向け生成AIサービス構築業務」を受託(2025年4月17日)
- 高校授業料無償化「所得制限なし」を主婦層は「賛成」76.1%「公立も私立も反対」13.7%=しゅふJOB総研調べ=(2025年4月17日)
- 44%が地図サービスで塾探し 実態調査から見る新規入塾生獲得のポイントを公開 =カンリー調べ=(2025年4月17日)
- フリーBGM、就職ランキング上位大学50校の94.0%、同上位企業50社の64.0%が利用=フリーBGM協会「年次レポート」調べ=(2025年4月17日)
- 楽天モバイル、インターネット接続サービス「KŌSOKU Access」が島根・淞南学園に導入(2025年4月17日)
- 日本財団パラスポーツサポートセンター、調べ学習に役立つ子ども向けまとめページオープン(2025年4月17日)
- 「社会問題×アート」の国際コンテスト「Fuji-California Young Artists Expo」作品募集(2025年4月17日)