2020年6月25日
鴨川令徳高、全生徒にタブレット型PC「Chromebook」を無償貸出
鴨川令徳高校(千葉県鴨川市)は、全校生徒に対し、タブレット型PC「Chromebook(クロームブック)」の無償貸与を、22日から開始した。
同校では、コロナ流行以前から「1人1台」の端末導入を決定。4月上旬に発注を済ませたものの、コロナの影響で納品が大幅に遅延し、ようやく6月に納品が実現した。
購入にあたり、学校側が費用の全額を負担。補助金を利用する場合に起きる「5年間更新不可」という縛りを受けることなく、早いサイクルでモデルチェンジができ、生徒に常に最新の学習環境を提供する。
導入する「Chromebook」は、生産性の高さに定評があり、学校内では授業中はもちろん、課外活動・生徒会活動・部活動などあらゆる場面で自由に使用できる。
学校や教師からの連絡や、生徒間でのコミュニケーション手段としても活躍。自宅へ持ち帰れば、予習・復習などにも活用でき、高い学習効果が期待できるという。
また、緊急事態宣言解除後も続けている授業のライブ配信の受信端末としても利用する。タブレット導入以前は約半数の生徒がスマホで受講していたが、高性能で画面の大きなタブレットを使うことで、より快適な環境で受講できる。
端末の管理自体は、基本的に生徒に一任する。ただし、不適切なサイトへのアクセスを防ぐために、グーグルの端末管理アプリケーションを導入。
また、1台ごとのWi-Fiの帯域幅が制限でき、使い過ぎを防止。生徒全員が同時に使用しても問題が起きないよう、同校では細心のコントロールを行うという。
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