2020年7月22日
鴨川令徳高、日本に戻れない留学生への「オンライン授業配信」を継続
鴨川令徳高校(千葉・鴨川市)は21日、新型コロナの影響でビザが停止され、一時帰国したまま日本に戻ることができない留学生に向け、インターネットでの授業を継続していることを明らかにした。
同校は、日本では珍しいサーフィン部のある高校。県外だけでなく、海外からの留学生も積極的に受け入れており、若い世代にグローバルな交流の場を提供している。
新型コロナの流行を受け、同校では留学生に対し、再入国できなくなる恐れがあることから、日本に留まるよう指導したが、「日本の方が危険」と考える保護者の強い要望もあり、一時帰国する留学生が続出。
その後、海外から日本への渡航が制限される中で、すべてのビザの効力が一時停止し、留学生の約4分の1にあたる15人が日本に戻れなくなってしまっている。
そこで同校では、留学生たちの学習機会を何としても保証したいと方法を模索。緊急事態宣言の間に実施していた授業のインターネット配信を、通常授業再開後も継続することを決定した。
配信には、Googleが法人向けに提供しているビデオ会議ツール「Google Meet」を使用。Googleのサービスが利用できないとの懸念があった中国国内でも、問題なく受信できているが、高校生レベルでは、オンラインだけで長期にわたり教育を行うのには限界がある。
日本では現在、コロナの水際対策として129の国と地域からの外国人の入国を拒否。留学生15人は、いまだ母国待機を余儀なくされている。
ネット授業だけでは限界のある高校生の実効的な学びを保証するために、同校では入国制限の早期解除を政府・外務省に要請していく方針。
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