2020年10月1日
ファルボ、「中学受験にかかる費用」の実態調査レポートを発表
ファルボは9月30日、同社の「中学図鑑」を利用する首都圏 5 万人のうち、中学受験生の保護者410 人を対象に実施した、「中学受験は、いったいどのような費用が、どのくらい必要なのか〜学習準備から合格まで〜」と題する実態調査の結果をまとめ、そのレポートを発表した。
それによると、「中学図鑑」の会員の世帯年収を「400万円」、「600万円」、「800万円以上」の3つに分類し、補助学習費の実態を独自に調査したところ、文科省の調査結果とは大きな乖離がみられた。

私立小学校に通わせる家庭が多い、「年収800万円以上」の世帯をみると、実際には学習塾の通塾費用だけで279万円と、かなり高額になっていた。
大手受験塾と中堅受験塾のそれぞれに、実際に通塾した人への実態調査を実施したところ、世帯年収の高い家庭では、4年生〜6年生で必要となる、学習準備から入試時期に支払う費用の総額は平均413万円だった。
6年生の1年間だけで、平均274万円もの費用が必要となるケースもあった。
中学受験する家庭としない家庭の差は、約400万~600万で、13 倍以上の金額差だった。
文科省調べの小学4年〜6年の3年間での「補助学習費」総額は、私立小学校は146.1万円、公立中学校33.1万円だったが、私立中学の受験を考えた場合、受験のための教育費に、3年間の準備費用、および入試に必要な受験費用を加えると、総額413万円(最も私立中学校に通う層、世帯年収 800万円以上の場合)という多額な費用となる。
文科省調べの公立中学校補助学習費と比べると、13.3倍とかなりの高額。6年生時だけでも合計274.5万円、月額に換算すると22.9万円もの教育費を準備しておかなければならないのが実情。
中学受験費用がいかに高額で、世帯年収によって「受けたい教育を受けることができる選択肢」に不平等が生じているといった社会状況が見てとれる。
この実態調査は、首都圏の「中学図鑑」会員の保護者を対象に、8月1日〜31日にかけて、インターネットで実施。有効回答数は410 サンプル(父親131人、母親279人)。
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