- トップ
- 企業・教材・サービス
- techtec、オンライン学習サービスPoLが学習履歴をNFTで証明へ
2021年3月30日
techtec、オンライン学習サービスPoLが学習履歴をNFTで証明へ
techtecは29日、同社が運営するオンライン学習サービスPoL(ポル)のカリキュラムを学習したことを証明する修了証を、NFTとして発行する取り組みを開始した。
PoLは、学習履歴をブロックチェーンに記録するeラーニングプラットフォーム。ブロックチェーンに記録されるデータは、改ざんが困難かつ高い透明性を誇る。そのため、管理者の恣意性を排除した真に正しい学習データを生成することができるという。PoLでは、この正しい学習データを活用することで学習歴社会の実現を目指す。
また長年培ってきたブロックチェーン関連サービスの運用実績を元に、企業のブロックチェーン事業の立ち上げ・学習環境の整備をサポートする「PoL Enterprise」も提供中。
2020年8月には、経済産業省の主導する2020年度IT導入補助金制度における「IT導入支援事業者」に、PoL Enterpriseが暗号資産・ブロックチェーン関連サービスとして初めて認定された。
PoLでは、「仮想通貨」「ブロックチェーン」「ブロックチェーン応用」の3つのカリキュラムを無料で受講することができる。今回は、「仮想通貨」「ブロックチェーン」のカリキュラムを受講したことを証明する修了証の発行を、NFTを使って行う。
発行されたNFTは専用のアナリティクスを使用することでブロックチェーンに記録されていることを確認することができる。修了証NFTは、イーサリアムのサイドチェーンであるxDAIチェーンを利用して発行。xDAIチェーンは、PoAのアルゴリズムを採用することで高いスループットを実現したサイドチェーン。
現時点で発行される修了証NFTは、PoLの運営会社であるtechtecが発行までのプロセスを手動で確認しながら対応。受講者の情報と学習履歴、修了証取得テストにおけるスコアを目視することでNFTの発行可否を判断しているという。そのため、必要な情報が揃わない場合にはNFTの発行ができない場合がある。なお、修了証をNFTで発行する際には手数料やウォレットの作成が必要。
このようなスキームにしている理由としては、ユーザーがxDAIチェーンやxDAIトークンなどの個別要素を気にすることなく修了証NFTを発行できるよう、ユーザーフレンドリーを最優先したためだという。
関連URL
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)