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2016年5月6日
ネクストジェンのIP-PBXが名古屋工大のインフラに採用
ネクストジェンは4月28日、西日本電信電話 (NTT西日本)が構築した、名古屋工業大学の次世代コミュニケーションインフラ「マルチモーダル・ユニファイドコミュニケーションシステム」の中核となるIP-PBXとして、「NX-C1000 for Enterprise」が導入されたと発表した。
名古屋工業大学では、次世代のコミュニケーションインフラとして、IP-PBX、レガシーPBX及びユニファイドコミュニケーションシステムを相互利用できるシステムと、出欠システム等を統合した「マルチモーダル・ユニファイドコミュニケーションシステム」を構築。
今回のシステムで、ネクストジェンはNTT西日本の提案を受けて、「NX-C1000 for Enterprise」を導入。「マルチモーダル・ユニファイドコミュニケーションシステム」においては、IP-PBXである「NX-C1000 for Enterprise」とレガシーPBX及びユニファイドコミュニケーションシステムとして採用されたMicrosoftの「Skype for Business」配下の各端末・ユーザーとの相互接続を実現している。
これにより、IP-PBX、レガシーPBX、ユニファイドコミュニケーションシステム配下の端末・ユーザーが、システムの相違を気にすることなく、相互に通話し、ピックアップ等のコミュニケーションや操作を行うことが可能となった。
また、「NX-C1000 for Enterprise」に対して、各システム配下のユーザーデータの一括登録や各ユーザーでブラックリストの登録も可能となっており、運用面での大きなメリットが出ているという。さらに、レガシーPBXを組み入れることにより、災害時の非常用連絡システムとしても機能している。
「NX-C1000 for Enterprise」は、オンプレミス、クラウドどちらにも適用できるマルチテナント対応アーキテクチャーであることや、既存のPBXやユニファイドコミュニケーションシステムをはじめとした各システムとの相互接続が可能な柔軟性、導入・保守運用費用の低減、仮想化環境での稼動など、ソフトウェアPBXならではの利点のほか、自社製のSIPスタック採用であることによりカスタマイズ対応も可能といったネクストジェンの技術力も評価され、今回の採用・導入に至った。
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