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2021年4月8日
ドコモgacco×立命館大学×AVR Japan、大学講義をVR空間で開催
ドコモgaccoは、立命館大学、AVR Japanと、VR(仮想現実)空間を使ったオンライン講義の実証実験を、3月28日に行った。
実施したのは、米国航空宇宙局(NASA)で宇宙飛行士の訓練に採用されているMoon-base Table-top Simulationを参考に、同大学湊研究室・桜井研究室が宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力を得て開発した教育プログラムをVR用にアレンジしたもの。VR環境は、AVR Japan が提供するVRサービス(AiMU)を活用し、ドコモgaccoの会員の中から、抽選で決定した10代~50代の受講者が体験した。
トレーニングは、VR空間に講師と受講者がアバターとして参加、4名1組のチームに分かれ、マップとサイコロを使ってゴールをめざすワークショップ。リモート下で、目的達成に必要なコミュニケーション・チームワークを身につけることを目的とした。アバターによるトレーニングは年齢・性別・社会的立場がわからないため、自由で対等なコミュニケーションが生まれ、VR空間の特徴を十分に活かしたワークショップとなったという。今後はVR空間を活用した教育プログラムの開発が期待される。
ドコモ gaccoは、無料で大学レベルの講義を受けられるMOOC(大規模公開オンライン講座)プラットフォーム「gacco」を運営。法人向けには、社員のリカレント教育促進のためのMOOC 講座の提供やデータ連携のみならず、受講者を限定した法人独自の研修配信サービスや研修コンテンツも提供している。
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