2015年12月4日
ドコモgacco/大学・企業など法人限定提供の受講者数1万人を突破
ドコモgaccoは3日、大規模公開オンライン講座(MOOC)である「gacco(ガッコ)」の企業や教育機関、自治体等の法人での受講者を限定とした提供(SPOC)による受講者数が1万人を突破したと発表した。
gaccoは、大学教授陣による本格的な講義を、誰もがオンラインで無料受講できるサイト。2014年2月3日の開設以降、公開された講義を大学や高校の授業や企業研修等で利用したいという要望も強く、閉講した講座をSPOCで提供するケースが増えているという。
大学や高等専門学校等の授業でのMOOC活用事例としては、オープン教材(オンライン)をリアルの対面型授業に取り込むことで、付加価値の高い応用的な授業を実施するといった事例がある。
東京工科大学ではコンピュータサイエンス学部の受講生が村井純教授(慶應義塾大学)の「インターネット」講座を事前に学習した上で、応用的な授業に臨む反転授業を実施。
ドコモgaccoは、こうした大学間でのMOOC利用は大学における新たな学習モデルを提示するものだとしている。
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