2021年4月23日
マイナビ進学「2021年 高校生の進路意識と進路選択に関する調査」を実施
進学情報サイト「マイナビ進学」は、同サイト会員で2021年3月卒業予定の高校3年生を対象に「2021年 高校生の進路意識と進路選択に関する調査」を実施し、22日その結果を公表した。
調査は3月18日~31日に行われ、2630名から有効回答を得た。それによると、65.1%が進路選択において新型コロナウイルスの影響を「非常に強く受けたと思う」「多少は受けたと思う」と回答した。
具体的にどのような影響を受けたかを複数回答で訊ねたところ、男女ともに「オープンキャンパスや学校体験に参加できなかった」が55.1%で最も多く、次いで「学力に影響があった」となった。「部活動などで結果を残せなかった」という回答もあり、試合やコンテストの機会喪失が進路選択にマイナスに作用したことも推察される。
また、4月の進学後について心配していることを訊ねたところ、最も多かったのは「進学先の学校で授業が予定通り行われるか」56.7%で過半数を超え、「友人ができるか」52.7%より多くなった。さらに、どの項目においても男性よりも女性の方が不安に感じる割合が高かった。また、学費や生活費への不安を挙げる割合は全体の3割に上った。
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