2021年5月12日
22年卒大学生、5月1日時点の就職内定率は51.3%=就職みらい研究所調べ=
リクルートの研究機関「就職みらい研究所」は11日、2022年卒業予定の大学生・大学院生2352人を対象に実施した「就職プロセス調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、5月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は51.3%(前年同月比+5.6ポイント)で、前月から23.2ポイント増加し、コロナ禍以前の2020年卒と同水準になった。
文理別に見ると、文系が45.7%(同+6.0ポイント)、理系が63.9%(同+4.5ポイント)とどちらも前年より高い水準になっている。
内定出しは、5月以降も継続して進むことが考えられる。前年は、緊急事態宣言以降、採用選考スケジュールが後ろ倒しになった影響があったが、今年はコロナ禍においても就職・採用活動は活況に動いている。
一方、例年と動きが違うのは、進路確定率と内定辞退率。進路確定率は33.3%(同+5.4ポイント)と前年と比べて高くなっており、内定辞退率についても36.2%(同+8.5ポイント)と前年と比べて高くなっている。
また、今年は前年、前々年と比べても2社以上の内定を取得している学生が多く、5月1日時点で内定取得者の過半数を超えている。その結果、内定辞退をしなければいけない学生が増加したと考えられる。
この調査は、2022年卒業予定の大学生と大学院生に対して、「リクナビ2022」で調査モニターを募集し、モニターに登録した学生8747人(大学生7270人・大学院生1477人)を対象に、5月1日~5月6日にかけて、インターネットで実施。集計対象は、大学生 1808人、大学院生 544人の計2352人。
関連URL
最新ニュース
- CFC、教育格差解消をめざす「スタディクーポン事業」が神奈川県綾瀬市で政策化(2024年7月26日)
- 公立中学校の部活動改革、母親の半分以上が知らない =インタースペース調べ=(2024年7月26日)
- インヴェンティット、大分県豊後大野市立菅尾小学校の「mobiconnect」導入事例を公開(2024年7月26日)
- アルー、教育者の主体的な学びのためのプラットフォームがローンチ(2024年7月26日)
- 生成AI英語対話サービス「ELSA Speak」、関西大倉中学・高校が導入(2024年7月26日)
- C&R社、「AIを使ってJavaScriptを書いてみよう」のアーカイブ映像を無料配信(2024年7月26日)
- ミカサ商事、教職員向け「校務の効率アップ!Google スプレッドシート 実践活用法」8月3日開催(2024年7月26日)
- 東京電機大学、中・高校生対象「電子情報・生体医工学系オンラインセミナー」開催(2024年7月26日)
- 「大学におけるオープンバッジ活用セミナー ~成城大学~」8月8日開催(2024年7月26日)
- ミエタ、教職員向けの「社会とつながる探究学習のカリキュラム開発・授業運営研修」8月開催(2024年7月26日)