2021年6月25日
2022年卒の就職内定率、6月12日時点で74.1% =就職みらい研究所調べ=
リクルートの研究機関「就職みらい研究所」は24日、2022年卒業予定の大学生1727人と大学院生557人を対象に実施した「就職プロセス調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、6月12日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は74.1%(前年同月比 +8.8ポイント)で、6月1日時点から5.6ポイント増加した。
6月になり企業の内定出しは引き続き進んでいる様子がうかがえるが、一方で、現時点で内定未取得の学生からは焦りの声も聞かれた。
内定取得有無で各活動の実施率を比べると違いが見える。6月1日~12日までの活動を見ると、特に「エントリーシートなどの書類を提出した」「適性検査や筆記試験を受けた」「個別企業の説明会・セミナーのうち、Web上で開催されるものに参加した」など選考の初期段階で内定未取得者の方がより活動していることが分かる。
追加募集に応募したり、新たな企業選びを行う様子から、選考の初期段階にいる内定未取得者は、6月の後半から7月にかけて面接や内定取得が進んでいくと考えられる。
この調査は、2022年卒業予定の大学生と大学院生に対し、就職活動を支援するサイト「リクナビ2022」で調査モニターを募集し、モニターに登録した学生8736人(大学生7261人、大学院生1475人)を対象に、6月12日~17日にかけて、インターネットで実施。集計対象は大学生1727人、大学院生557人。
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