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2021年6月3日
エムティーアイの母子手帳アプリ「母子モ」、福島県古殿町で提供を開始
エムティーアイは、同社が企画・開発する母子手帳アプリ「母子モ」が福島県石川郡古殿町で本導入され、母子手帳・子育て支援アプリ「すぎっこ」として1日から提供を開始したと発表した。
同町では「みんながいつも元気でいられる活気あふれる町」を将来像に掲げ、子どもを地域で見守り、健やかな生活を支えることで、安心して元気に暮らすことができるよう、子育て支援に取り組んでいる。
今回、町の取り組みを子育て世代にもっと便利に活用してもらうため、子育て情報発信の新たなツールとして「母子モ」の採用にいたった。また、母子手帳アプリの導入と合わせ、「母子モ」を活用したオンライン相談サービスの提供も同時に開始した。
同町に採用された母子手帳・子育て支援アプリ「すぎっこ」は、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有や、町が配信する地域の情報のお知らせなど、育児や仕事に忙しい両親を助けてくれる便利な機能が充実している。また、育児日記として使用できる「できたよ記念日」は、子育ての思い出を残すだけでなく、子どもの成長・発達の目安としての役割も備えている。
同町では、新型コロナウイルス感染症の流行下でも、いつでもどこでも妊娠や育児に関する相談に応じる体制を整えるため、オンライン相談サービスを「こんにちは赤ちゃん事業」「妊婦訪問」「子育て相談」などに活用の予定で、「すぎっこ」を通じてオンラインによる相談をスムーズに実施し、妊婦や子どもの状況を画面ごしで確認することにより、早期にリスクを発見し適切な支援につなげることを目指している。
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