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2021年6月7日

大正大学の学生が『Pepper』で人気店員ロボット育成プロジェクト発足

大正大学は3日、ガモールプロダクトラボにおいて、巣鴨地蔵通り商店街にグランドオープンするガモールマルシェを舞台に、学生が人型ロボット「Pepper(ソフトバンクロボティクス」について学び、分析し、人気店員に育てるプロジェクトが進行中だと発表した。

学生によるプロジェクト実施の様子

ガモールプロダクトラボとは、巣鴨地蔵通り商店街に開設した社会実装・実証のためのラボラトリー(研究室)。

同プロジェクトはPepper社会貢献プログラムにおいて実施され、「Robo Blocks」(ソフトバンクロボティクス)を利用し、参加学生13人が120種類(動作・会話・移動・ディスプレイ表示等)もの多種多様なPepperの動作ブロックを使い、マルシェの人気店員へと育成する取り組み。その後、データ集計・分析、顧客のニーズの可視化による仮説検証等を行うまでをゴールとして予定している。

学生のプログラミング的思考と、マーケティングスキルの向上を図ることが出来る。また、学内学習を超え、実社会において自発的に問題提起し、緻密な調査と考察を繰り返す=PDCAサイクルを試行錯誤しながら回す学びの実践であり、学生の未来に向けた自己シナリオの創出へと繋がる新しい学びの形となりえるという。なおこちらのプロジェクトは昨年10月21日に大正大学とソフトバンクがスマートユニバーシティの実現を目指し締結した連携協定の一環として実施される。

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