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2021年8月30日

ASIR、チケット制オンライン予備校「メデュチケ」9月1日サービススタート

ASIRは、チケット制オンライン予備校「メデュチケ」のサービスを9月1日に開始する。

これまで、私立医学部の学費は奨学金などを充てることができても、高額な予備校費用がネックになるケースが多くみられる。メデュチケは、授業料を破壊的に値下げし、一般的な家庭でも充分に医学部・医師を目指せる環境を作り出すという。

さらに、地元に医学部予備校が無いという地方在住の人にも、オンライン授業により、医学部に合格できる高水準の個別指導を提供。これにより、地方在住の人が地元の医学部に進学するようになり、医師偏在の解消につながるという。

また、医学部に合格できる高水準の個別指導を支えているのが、講師への高年俸。マージンコストや手数料をギリギリまでカットし、講師への報酬を高く設定することで、能力の高い講師を確保し、授業の質を担保している。学歴や能力に見合った報酬額を設定することで、講師のモチベーションも維持することができ、これまで学歴や能力に比して年俸が安かった受験業界に新風を送りこむ。

メデュチケは、「都心に住んでいる人しか受験できない」「お金のある人しか受験できない」という医学部受験の実態を変え、いわば医学部受験の「旧態」を刷新していくオンライン個別指導のプラットフォーム。「医学部や医療へ熱い思いを抱いているのに、環境のせいで受験できない」「富裕な人しか受験できない」など、はじめから医学部受験の土俵に立てる人が、家柄や環境で決まってしまうというのは、今の時代に合っていない。メデュチケは、このような医学部入試の現状にメスを入れ、良い方向へと改善しようという熱意にあふれているという。

生徒側のメリットは、価格破壊。一般的な家庭でも、充分医学部を目指せる。今まで、医師を目指せるのは、医学部予備校の費用が高額だったこともあり、一部の限られた家庭だけだった。それに追いうちをかけるように、私立の医学部を受験する人が、2000年と比べると、2015年~2020年は2倍になっている。その背景としては、不景気に左右されずリストラもされない、また収入や社会的地位が安定していて、将来性もある医師という職業の人気が高まったことが挙げられる。また、私立の医学部の学費が下がり、各種の奨学金制度が増えたためでもある。学費の値下がりなどにより、私大医学部そのものには一般家庭でも通えるようになったが、いまだに予備校の高額費用というハードルが下がっていないのが現状。

しかし、メデュチケでは、一般的な家庭でも医師を目指せるよう、授業料の破壊的値下げを実施。現在、医学部受験予備校の授業料の相場は、個別指導の場合60分12000円以上。メデュチケでは、60分7370円(税込)から授業を提供。

また、campfireでクラウドファンディングをリリースする。支援することよって、メデュチケのサービスがさらに向上。クラウドファンディングで支援した人は、メデュチケの授業がどの授業も、最低でも20%オフになる特典が付く。

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