2021年9月16日
文科省、「教育の情報化の実態等に関する調査結果」(速報値)を公表
文部科学省は、学校におけると、教員のICT活用指導力に関する「令和2年度の調査結果(速報値)」を、13日付で公表した。
この調査は、初等中等教育における教育の情報化の実態を把握し、関連施策の推進を図るために同省が毎年実施しているもので、調査の基準日は毎年3月1日としており、3月2日から3月31日に整備したものは含まれない。
調査対象は、全国の公立学校(小学校、中学校、義務教育学校、高校など)と、公立学校で授業を担当している全教員。
「学校におけるICT環境の整備状況」では、①教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数、②普通教室の無線LAN整備率、③インターネット接続率、④普通教室の大型提示装置整備率、⑤教員の校務用コンピュータ整備率、⑥統合型校務支援システム整備率、⑦指導者用・学習者用デジタル教科書整備率について、詳細をまとめている。
調査結果からは、①教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数4.9から1.4へ、②普通教室の無線LAN整備率が48.9%から78.2%へ向上するなど昨年度のGIGAスクール構想の実現に向けた取組みの成果が現れている。因みに3月末時点では、96%以上の公立小中学校で1人1台が実現している。
また、「教員のICT活用指導力」では、都道府県別の教員のICT活用指導力の状況、研修の受講状況、都道府県別の順位についての調査結果を掲載している。
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