2022年3月7日
スキルアップAI、データサイエンティスト(DS)検定のアンケート結果公表
スキルアップAIは3日、データサイエンティスト協会が実施する「データサイエンティス検定リテラシーレベル(DS検定」に関するアンケート調査を実施し、結果の一部を公表した。
2021年9月に実施された第1回DS検定の受験者の声からは、統計やデータベースの知識が特に実務に役立つと評価されていることや、学生または若手社会人の間に早めに取得することが望ましいと考えられていることがわかったという。
<アンケート結果>
問:データサイエンティスト検定リテラシーレベルを受験しましたか?
受験した 238
受験予定 38
受験予定は無い 23
スキルアップAIの無料講座「DS検定リテラシーレベル対応 データサイエンティスト基礎講座」の受講者でアンケートに回答した人のうち、大半が実際にDS検定を受験していた。
問:DS検定の勉強は難しいですか?
とても難しい 12
難しい 146
簡単 128
とても簡単 12
DS検定の難易度について、「難しい」と「簡単」で二分される結果となった。DS検定は「データサイエンス」「データエンジニアリング」「ビジネス」の3分野から出題される。範囲が広範に渡っていることから、日頃接していない分野がある場合、難しいと感じられていたものと推定される。一方、日頃からデータを扱った業務を行っている人にとっては、本検定がリテラシーレベルであることから、簡単と感じられていたと考えられる。
問:DS検定の範囲のどの部分が最も実務に役立ちそうですか?
統計(予測・検定) 109
データベース・SQL 55
AI(機械学習) 53
論理的思考 38
マネジメント 28
基礎数学 3
(「その他」の回答を除く)
最も実務に役立つとされているのは「統計(予測・検定)」だった。DS検定では統計の予測や検定に関することが出題される。ビジネスの中で販売の予測や施策効果の測定などで使われるスキルであり、業務に直結すると判断されている。次いで「データベース・SQL」と「AI(機械学習)」が続く。
問:DS検定を取得するとしたらどのタイミングが望ましいと思いますか?
学生のうちに 98
若手社会人の間に 176
中堅社会人の間に 24
管理職・経営者になった後 1
DS検定を取得すべきと考えられているタイミングは「学生のうちに」と「若手社会人の間に」の2つで90%超を占めた。このことから、DS検定で出題される内容はビジネスの基礎として早めの習得が望まれていることがわかる。
アンケート調査は2021年10月にDS検定の対策講座である「DS検定リテラシーレベル対応 データサイエンティスト基礎講座」受講者を対象にオンラインで行い、有効回答数は299件だった。
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