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2022年3月11日
C&R社、ARビデオ通話アプリ「Dive」で5G遠隔STEM教育を実証
クリーク・アンド・リバー社(C&R社)は9日、開発プロモーターとして推進する東京都「5G技術活用型開発等促進事業(Tokyo 5G Boosters Project)」において、KDDIの5G技術協力のもと、ファブラボ品川と共同で、エピソテックが開発したAR現場支援アプリ「Dive」による5G遠隔STEM教育の実証実験「5Gで繋がる『未来の学校』」に協力したと発表した。本実験では、離れた場所にいる講師と受講者を5G環境のもと、スマートフォン内の「Dive」で繋ぎ、モノづくりの遠隔ワークショップを実施した。
実証実験では、「Dive」のビデオ通話機能を使用した5G遠隔STEM教育を実施。KDDIが運営するビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」において、西棟にいる講師と東棟にいる受講者を5G環境のもと「Dive」で繋ぎ、3Dプリンターによる自助具づくりのワークショップを行なった。
講師は、ファブラボ品川の代表・濱中直樹氏。西棟の部屋には、3Dプリンターやレーザー加工機、ボール盤、ハンドツールなどを設置。東棟の教室にいる受講者が各自のスマートフォン内の「Dive」を通じてファブラボ品川を遠隔訪問し、濱中氏から自助具づくりを教わる状況を再現した。
エピソテックが開発したAR現場支援アプリ「Dive」は、スマートフォンのカメラを通して映った映像に、メモ書きやブラウザ、3Dモデルなどのデジタル情報を直接置くことができる。遠隔にいながらも、現場の空間や物体を軸にした”あれこれ会話”を可能にし、直感的なコミュニケーションができる。
C&R社は、東京都「5G技術活用型開発等促進事業」において、開発プロモーターとしてエピソテックを含めた都内のスタートアップ企業6社の事業化をサポート。今回の実証実験で得た知見とノウハウをもとに、「Dive」を使用した5G遠隔STEM教育の本格的な事業化にむけて、さらなるサービスの向上に努めていくという。
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