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2022年3月4日

コドモン、和歌山県岩出市の保育所で保育ICTシステム「CoDMON」を導入

コドモンは2日、同社が展開するこども施設向けICTシステム「CoDMON」を、岩出市の保育所が3月から本格導入したこと発表した。

岩出市は、保育所における業務等のICT化の推進により保育士の負担を減らし、帳票作成などの事務作業の省力化と保育の質向上を、また、保護者との連絡にはアプリを導入し、出欠確認等について職員とのコミュニケーションを円滑に進めることを目指すという。

岩出市における導入機能は、「園児台帳」、「お知らせ一斉配信」、「遅刻・欠席・お迎え・延長」、「指導案」・「日誌作成」、「登降園管理」、「連絡帳」、シフト管理機能」。

「園児台帳」は、園児の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定及び家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、園児ごとにあらゆる情報の一元管理が可能、園内での園児ごとの情報共有が容易になる。

コドモンの緊急連絡は、クラスや園児を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単に情報配信を行うことができる。「お知らせ一斉配信」は、メール配信の他に、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることができる。

「遅刻・欠席・お迎え・延長」の機能では、登降園時間帯の遅刻・欠席・お迎え・延長などに伴う連絡を、保護者アプリから申請できる。保護者は時間を気にせず瞬時に園に報告することができ、園は電話対応することなくタブレット等でリアルタイムに受け取ることができる。保護者、保育園双方にとって利便性の高い機能だという。

「指導案・日誌作成」は、現在園で使用している帳票をコドモン上にアップロードし使用できる。日誌や発達経過記録・月案等がデータ連携し、一貫性のある指導案の作成が可能。デジタルを活かした閲覧性の良さ、テンプレート機能の活用、音声入力などを実施することで、作成時間の削減と、指導案、保育品質の向上が期待できる。

「登降園管理」では、園児の登降園記録は、QRコード/タッチパネルを使った打刻機能で自動管理に、延長保育の料金計算も自動化される。保護者はスマホアプリを使用し登降園時刻などの確認が可能。

「連絡帳」は、園児の様子を伝え合う連絡帳を電子化する。保護者はスマホアプリを使って、家庭での様子を選択形式で報告するため、最小限の手間で入力できる。園では、園での様子を写真も活用しながらフィードバックすることができる。

「シフト管理機能」は、職員のシフトを作成し管理するための機能。シフトパターンを利用して1カ月分のシフトを作成することができる。月ごとのシフト確認だけでなく、日ごとに詳しく時間や保育の場所ごとの配置状況を確認することもできる。

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