2022年6月2日
東京女子大学、「オンライン就活ゼミ」を拡大 8大学で実施
東京女子大学は5月31日、同校のキャリア・センターが他大学と連携して実施している「オンライン就活ゼミ」に、昭和女子大学、聖心女子大学、東洋英和女学院大学、和洋女子大学の4大学が加わり、8大学で実施するなど規模を拡大したと発表した。

前年度実施の様子
同センターでは学生が自分のキャリアを考え、有意義な学生生活を送り、自信をもって卒業していけるよう、従来の方法にとらわれることなく、その時代や学生のニーズに合った支援を進めている。
昨年4月、コロナ禍により急速に進む就職活動のオンライン化により友人とのつながりが薄れ、他の学生の状況や動きがつかみにくいために孤独や不安を感じる学生をサポートすべく、学習院女子大学、実践女子大学、津田塾大学と4大学で行う就活対策のオンラインゼミを発足。オンラインを活用して学生同士のつながりを作り出し、また大学の枠を超えて他大生ともつながり、学生同士が互いに支えあうピアサポートを目指している。
ゼミは4月から9月までの半年間にわたって定期的に開催され、ゼミ生はエントリーシートの書き方や面接対策を少人数のグループワークで集中的に学ぶ。前半はそれぞれの大学で講義と練習を行い、基礎的な知識の理解や効果的な発信力を鍛える。後半は他大学と合同で、前半を踏まえたより実践的なトレーニングを実施。同じ大学の学生だけではなく環境の異なる他大学の学生とも協働することで、新たな気付きを得ることができた。
2年目となる今年度は、もっと多様な意見や考えに接したいという参加者からの意見を受け、東京女子大学、学習院女子大学、実践女子大学、津田塾大学の4大学に昭和女子大学、聖心女子大学、東洋英和女学院大学、和洋女子大学が加わり8大学に拡大して「ヨコのつながり」を強化。また、前年度のゼミ生がサポーターとして加わることで「タテのつながり」も作る。これによってさらに「ナナメのつながり(他大学の先輩)」が新たに生まれ、大学や学年を越えた大きな相互支援サイクルとなることが期待されるという。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













