- トップ
- STEM・プログラミング
- ポリゴンハウス、AIを作って学べる「novoc studio」が「リバーシ」を無料公開
2022年6月17日
ポリゴンハウス、AIを作って学べる「novoc studio」が「リバーシ」を無料公開
誰もが自由にプログラミングを楽しめる環境を提案するポリゴンハウスは15日、AIで“考える力”を鍛えるプログラミング学習サービス「novoc studio(ノボックスタジオ)」の第2弾タイトルとして、オセロAIを作って対戦するプログラミングゲーム「REVERSI(リバーシ)」をリリースしたと発表した。
同ゲームは、ユーザーがプログラミングしたオセロAI同士を対戦させ、ランキングを競い合うプログラミングゲーム。オセロは、ルールが分かりやすく誰もが楽しめるボードゲームで、プログラムの構造もシンプル。プログラミングやAI(人工知能)の教材として取り上げられることが多く、オセロを題材としたプログラミングコンテストも度々開催されている。難しそうでハードルが高いイメージがある「プログラミングゲーム」や「プログラミングコンテスト」だが、同サービスを使えば容易に取り組みことができる。
同サービスの対象ユーザーは幅広く、プログラミング初学者であってもPythonの基本さえ理解していれば、チュートリアルに沿ってわずか1行のコードを書くだけで、すぐに『REVERSI』に参加可能。同時にスキルの高いユーザーも、探索アルゴリズムを駆使した本格的なオセロAIを実装して、ゲームAIコンテストに参加するように、手軽にプログラミングスキルを競い合うことができる。
プログラミングの上達には、繰り返しコードを書くことが欠かせない。その一方でアルゴリズムの基礎を学ぶことも求められる。目的のものを効率良く探し出す手順のことを「探索アルゴリズム」と呼び、プログラミングを初めて学ぶときの学習項目としても必ず取り上げられている。この「探索アルゴリズム」はまた、オセロの石を置く場所を決めるために利用されることから、オセロAIの賢さを決める重要な要素にもなっている。
オセロAIで相手に勝つためには、その頭脳とも言える「探索アルゴリズム」を考え、それを効率的に実現するプログラムを作り、試行錯誤しながら改良を繰り返すことが必要になる。同サービスでは、同ゲームをプログラミング学習の教材として活用し、プログラミングの上達に必要なアルゴリズムの学習とコーディングの反復を、楽しみながら実践できる。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)