2022年6月23日
2023年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率、前年比5.0pt増の74.1%=マイナビ調べ=
マイナビは22日、2023年卒業予定の全国の大学生・大学院生6281人を対象に実施した、「2023年卒大学生 活動実態調査(6月15日)」の結果をまとめ発表した。
それによると、2023年卒業予定の大学生・大学院生の6月15日時点での内々定率は74.1%(前年比5.0pt増)、平均内々定保有社数は2.3社(前年比0.2社増)で、企業の採用意欲の高まりを受け、内々定率・平均内々定保有社数ともに前年比増となった。
内々定を得る学生が増えたこともあり、現時点で入社先企業を決定している学生は68.5%で、前年比4.4pt増。
入社先を決定した理由は、「説明会で興味を持ち、選考を経て志望度が上がったから」が52.2%で最多だった。
また、「企業の社風が自分に合っていると感じたから」が前年比3.9pt増の35.6%、「企業の社員の雰囲気や人柄が自分に合っていると感じたから」が前年比2.4pt増の39.1%で、他の項目に比べ増加幅が大きかった。
学生が企業を選ぶ際に「社風や働く社員の雰囲気が良い」ことが重視されており、社風や社員の人柄に関する情報提供・コミュニケーションが企業と学生との間で円滑に行われたことで、学生が入社先を決定するに至ったと推測できる。
また、内々定保有者に、自身が注力した結果、内々定につながったと思う活動を答えてもらったところ、「自己分析」が36.3%で最も多く、次いで「面接対策」が24.4%だった。
自己分析を選んだ理由では、「自分がどうしたいか、分からないなりにも進む方向を示してくれたのは自己分析だった」、面接対策を選んだ理由では「WEB上でも対面でも自分を一番アピールできる場が面接である」などが挙がった。
一方、未内々定者の現在の活動状況で最も多かったのは「第1志望群の面接を複数受けており、内々定が得られた企業から選ぶ予定」で28.7%(前年比0.4pt増)だった。
その一方で、「選考を受ける企業を選定している」が14.1%(前年比1.4pt増)、「就職活動を開始したばかりである」が11.9%(前年比3.9pt増)など、活動序盤でありこれから選考に進む学生も一定数いることが分かった。
この調査は、「マイナビ2023」の会員で、2023年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生を対象に、6月10日~15日にかけて、WEBアンケートの形で実施した。有効回答数は6281人(文系男子1268人、文系女子2680人、理系男子1193人、理系女子1140人)。
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