2022年11月8日
富士ソフト、文科省「先端技術・教育データの利活用推進事業」として不登校対策を検証
富士ソフトは7日、文部科学省の「先端技術・教育データの利活用推進事業」に採択され、東京都小金井市の小中学校でバーチャル教育空間を活用した不登校対策の実証事業を実施すると発表した。

実証事業では不登校生を支援するプログラムと体制を構築し、バーチャル教育空間「FAMcampus(ファムキャンパス)」上での実証を通じて、不登校対策におけるバーチャル教育空間(教育メタバース)の効果を検証するとともに、検証結果に基づく課題の抽出と教育機会の保障につながる新たな可能性を検証する。
具体的には、不登校生がアバターでバーチャル教育空間に通学し、不登校支援プログラムへの参加、講師やカウンセラーによる支援を受ける。不登校生にアンケート調査などを実施し、バーチャル教育空間への適応や自己肯定感の向上などの効果検証などを行う。実施期間は来年3月31日まで。
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