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2022年12月5日
Eraman、公立学校に無償で欠席連絡等のシステムを提供開始
Eramanは2日、インストールが要らず無料で使える教員支援システム「OpittaCloud」を、10月にリリースしたと発表した。
これまで電話連絡が必要だった欠席 / 遅刻 / 早退連絡や、教室などに置かれたままになっている紙に体温等を児童 / 生徒自ら記入していた健康チェックをオンライン化し、保護者の利便性向上と教職員の業務支援・負担軽減を実現する。
OECD(経済協力開発機構)が2018年に行った、中学校は世界48の国と地域、小学校は世界15の国と地域を対象に学校の学習環境と教員の勤務環境に焦点を当てた調査「TALIS(Teaching and Learning International Survey:国際教員指導環境調査)」の結果、日本の小・中学校教員の勤務時間は調査参加国で最長だった。
特に注目すべき点として、事務業務は小・中学校教員ともに調査参加国で最長であり中学校教員に関しては参加国平均の倍以上のである一方、職能開発活動に使った時間は参加国で最短であり参加国平均の半分以下という結果から、日本の教員の時間の使い方は世界の標準とは異なっていることが伺える。他にも、質の高い指導を行う上で不足していることを調査した結果からは、支援職員の不足や児童・生徒と過ごす時間の不足を指摘する小・中学校校長が多いことが判った。
また、新型コロナウイルスは教育の現場にも影響を及ぼし、感染拡大後の学校現場では、従来とは異なる授業形態での授業や毎日の子どもの体調チェック、校舎内の消毒など、今までの業務に加え新型コロナウイルスへの対応が求められている。
同社は簡単に使える業務効率化ツールの無償提供やITの活用を促進することで小・中学校教員の事務業務時間の短縮やその他の業務負担を軽減し、職能開発活動の時間や児童・生徒と過ごす時間をより多く確保できるよう支援している。
今回リリースした「OpittaCloud」は、教員の負担を軽減し、子どもたちと向き合える時間を増やすために開発したもの。OpittaCloudは欠席連絡、遅刻・早退連絡、体調報告だけでなく、学校業務負担軽減・業務効率化ツールを随時追加していく。
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