2022年12月13日
「就職人気企業ランキング」文系トップは伊藤忠商事、理系トップは味の素=学情調べ=
学情は8日、2024年卒学生対象「就職人気企業ランキング」を文理別に比較した結果を発表した。

文系部門トップは、伊藤忠商事。2位の講談社を筆頭に、4位の集英社、8位のKADOKAWAなど、「マスコミ」が30位以内に8社入った。理系部門トップは味の素。3位のアサヒ飲料、6位の森永乳業、8位のロッテなど、「食品」が上位30社中12社を占めている。「食品」と並び人気を集めたのが、ソフトウェア・情報処理・ゲームなど「IT関連」の企業。2位の任天堂を筆頭に、4位のSky、10位のアウトソーシングテクノロジー、15位のNTTデータ、16位のグーグルなど「IT関連」の企業が複数ランクインした。DX推進を受け、IT業界が高い支持を得ていることが分かる。

また理系部門では、「ジョブ型採用」を実施する企業が好まれている傾向にある。1位の味の素は、2023年卒採用の募集実績として「R&D/研究開発」「生産」「DX」などの職種別での募集要項を公開。2位の任天堂、3位のアサヒ飲料も初期配属を明確にした募集をしている。
調査は2024年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生を対象に、4月1日から10月31日まで行われた。あさがくナビ登録学生へE-MAILにて告知するほか、同社主催のイベント来場学生へのWeb入力フォームによるアンケート調査を実施し回収した。有効回答数は8345名。
ランキングの算出は、回答学生の所属する学校所在地および文理・男女で12区分を設定。文部科学省統計情報から男女文理別の学生数を推計し、ウエイトバック処理の母数とした。これに回答数を対比させウエイトバック値を算出。ランキング1位を100ポイントとした相対値によって2位以下のポイントを算出した。
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